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菊一智子 × 松沢ゆい 展  
「 2−Keep on−」
2005.10.29(Sat) -11.12(Sat)

Opening Party

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菊一智子 「 2と3のD 」
真鍮・銅・紙・糸・綿・木  縦380×横380×80mm
2005年制作

ドローイングから抜け出した線に、少しだけ空気を入れてみる。普段何気なく描いている“線”が質感や重さを得て、全く別の存在として生まれ変わる。さっきまでペタっとしていた頼りない線は立体に変身したかったのだが戸惑っている。2Dから未知の3Dへ、今までとは違う全く新しい自分になることも出来るのにそれを捨てきれない、というより今までの自分を残して何が悪いのか?優柔不断から産まれたオリジナリティー。見る人の記憶に優しく溶け込んでいってくれたらと思います。
 
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松沢ゆい 「残像のいることろ」
陶, プロジェクター 径350×800mm 2005年制作

スキマがある・スキマが見える時期がある・机と地面の間・ふとした曲がり角・いつも見えているはずなのに・ぽっかりあいた処がある・スキマに色をのせたとき、そこはスキマじゃなくなった。


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